WARUKOが退院した日、WARUKOmamaと
WARUKOpapaは、まだちょっと不安でした。なぜなら獣医さんから、「WARUKOは、中学生で妊娠流産したようなモンなんだよ」と言われたからです。まだ仔猫と大人猫の真ん中くらいで、そんなことしちゃったWARUKOは、やっぱり相当「ワル」です。不良です。非行少女です。桃色遊戯です。あ。こんな言葉を使うと、WARUKOmamaの歳がばれます。でもまぁ、とにかく、そんな「ワル」を「箱入り娘」にすべく、WARUKOmamaはWARUKOを一生外出禁止の刑に処しました。
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その後、漸く包帯が取れたWARUKOですが、こぉんなガンをつける、「ワル」のままでした。外へ出せと、激しく家の中を走り回り、WARUKOはドメスティック・バイオレンスを繰り広げる、積み木崩しねこでした。それでもWARUKOmamaとWARUKOpapaは耐えました。今この子を外に出したら、それでこの子の運命が決まってしまう。我が子を守るのは両親しかいないのです。嵐が過ぎるのを待ちました。随分長いこと、睡眠不足の日が続きました。でもやっぱり親心というのは、子供に通じるものです。
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いつしかWARUKOも落ち着いて、こぉんなにかわいい目をするようになりました。さぁこれからはケソケソな「ワル」から、プクプクの「箱入り」へと、WARUKOは成長して行きます。人生、山あり谷あり。皆様のこの一年には、どんな山があり、谷があったでしょう。WARUKOmamaとWARUKOの壮絶なるドメスティックバイオレンス時代を考えると、この一年は全く穏やかでした。それでは皆様、よいお年を……
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