| 10月17日のWARUKO |
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| 「思秋期」 |
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WARUKOがいつものようにお庭を眺めていると、網戸の向こうから、とってもいい香りが運ばれてきました。
うーん……にゃんてあまぁい、いい香り! 一体この香りはどこから運ばれて来るの?
WARUKOは早速、分身、WARUKO1号にお庭を偵察して来るように言いました。
そしてWARUKO1号が発見したものは!
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大きな緑の木に散りばめられた、オレンジ色のかわいい小花達!
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そう! 初秋の花、キンモクセイです!
「これから本格的な秋ですよぉ! そして、お花の少ない冬を迎えますよぉ! だから今のウチに、私の香りを存分に楽しんでねぇ!」
キンモクセイは、まるでそう言ってるみたいに、甘くて優しい秋の香りを、辺り一面に振りまいていたのでした。
もう秋なんですねぇ……秋かぁ……秋と言えば…… |
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食欲の秋!
花より団子のWARUKOmamaが秋の味覚、梨を持って来てくれました。
だけどWARUKOはにゃんこだから梨なんか食べにゃいもん!
そしてこんなまぁるくてつるつるのモノ見せられて、WARUKOが「アレ」をおねだりしない筈がありません。
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「アレ」とは勿論、WARUKOが大好きなWARUKOpapaのはげあたま!
う〜ん、おいチい!
食欲の秋に、WARUKOpapaのはげあたまのお味は格別だ!
そして秋と言えば…… |
読書の秋!
WARUKOはWARUKOpapaのお膝でプロレス雑誌を読むのが大好き。
でもそれって「読書」って言えるのかなぁ……
ま、いっか。にゃんこだし。 |
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それにしても、秋って、やっぱりちょっとモノ悲しいにゃあ……
WARUKOはトウガラシの赤い実を見つめながら思いました。
やっぱりWARUKOは、いろんなお花が次々に咲き始める春が好き。春が持ってるワクワク感が好き。 |
そうだよねぇ……WARUKOmamaもWARUKOに同感です。
「春」は本当に素敵な季節。毎年巡って来る春もだけど、人生における「春」もね。
「じゃ、WARUKOmamaは人生の『春』にタイムスリップして来るから!」
突然WARUKOmamaはそう言って、WARUKOの分身達を連れ、お出掛けしてしまいました。
WARUKOmamaのお出掛け先、それは…… |
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WARUKOに比べたらずいぶんとちっちゃい白黒にゃんこの「コソデ」ちゃん!
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そしてこちらは、お耳が折れてるスコティッシュホールドの「マンチ」ちゃん! |
実はこのネコネコ天国、WARUKOmamaの学生時代の同級生、りんちゃんのお宅。もう一人の同級生、えりちゃんと二人で、お邪魔しに来たんです。
いやあ、やっぱり学生時代の友達はいいです。どんなに久しぶりに会っても、アッという間に、我等が人生の春、青春時代に戻れちゃう。勿論、あの頃のまんまの自分達ではないけれど、「春」の季節に沢山の思い出を共有してるから、気持ちの上ではタイムスリップできちゃうんだよね。卒業して、それぞれ、別の世界での出逢いも沢山あって、友達になった人も一杯いるけど、学生時代の友達関係とは、やっぱり違います。なんたって、今まで生きて来た人生の半分以上、友達でいるんだから。
そしてWARUKOmama達は、お料理上手なりんちゃんのご主人が作ってくれた、とびっきり美味しい中華料理とお酒を頂きながら、思い出話に花を咲かせました。 |
これは、お酒の飲めないえりちゃんのために、りんちゃんのご主人が出してくれたもの……
このまんまるのもの、何とお茶なんです! しかもとってもすっごく素敵なお茶! |
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お湯を注いで暫くすると、あのまんまるが、お湯の中でこんな風にお花を咲かせるんです! |
お湯の中でじわじわときれいに花開いて行く様子は、まるでWARUKOmama達の青春時代の思い出みたい。普段は記憶の奥底に眠ってるけど、一度語り出したら、どんどん花開く、ちっとも色褪せていない思い出。
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私達、ホントにあそこにいたんだよねぇ。あそこで生きてたんだよねぇ……家族と一緒の時間よりもうんと長い時間、一緒にいて、バカやって、笑ったり泣いたり怒ったり……あんなに喜怒哀楽を素直に出せる季節って、あの頃しかないよね。終わっちゃった私達の「春」。もう二度と帰れない私達の「春」。あの「春」に、WARUKOmama達は出逢って、ここまで思い出を積み重ねて来たんだよねぇ。あの頃、自分達が「中年」と呼ばれる日が来ることなんて、考えもしなかったよね。それが今や……見事に人生の「秋」を迎えちゃってる。
そしてWARUKOmama達の話題は、いつしか思い出話から、今、現在直面している現実問題となりました。それは……
シワだのシミだのシラガだの、脂肪だのセルライトだの、たるみだの……ホントにもう、こうなると色気もそっけも味気もない……
しまいにゃそろそろ老眼!?なんて話まで飛び出して、「やっぱり学生時代が花だったよねぇ……」とため息。
だけど、今のこの時間だって、過ぎ去れば二度と帰れない、大切な時間なんだよね。ホントにホントのおばあちゃんになって、自分の人生を振り返るとき、「人生の秋だって、人生の春に負けないくらい、素敵な思い出が一杯だよ」って、言えるようにしたいなぁ……と、WARUKOmamaはしみじみ思いました。 |
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そしてついついずるずると長居をしたWARUKOmamaとえりちゃんが、漸く重い腰をあげた頃、WARUKO1号達もすっかりコソデちゃん達と仲良しになっていました。 |
| マンチちゃんはさよならするとき、WARUKO2号にハナハナチュッチュまでしてくれたんです。そしてその頃、本物WARUKOは…… |
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大好きなWARUKOpapaとハナハナチュッチュ。 |
そしてWARUKOpapaのお膝の上で夢の中へ。
その晩、WARUKOが見た夢は、WARUKOの青春時代の夢。きょうだい達とやんちゃやってた野良猫時代や、WARUKOmamaとWARUKOpapaをホントに困らせた、「積み木崩し」時代のこと……(詳しくは、12月28&30日の日記にあるにゃん) |
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WARUKOもすっかり、人生の「秋」を迎えています。もう昔ほどジャレなくなって、殆どコロンと寝転がってばかり。
でもさ、WARUKO、一緒に人生の秋を楽しもうね!
ネコネコ天国での一日も、WARUKOmamaにとってもWARUKOの分身達にとっても、ホントに楽しい思い出になったよ!
りんちゃん、えりちゃん、そしてりんちゃんダーリン、楽しい時間をありがとう。りんちゃんダーリン、お料理、本当にごちそうさまでした!
今度また、いつ会えるかわからないけど、皆、人生の秋を楽しもうね。
私達はまだまだキンモクセイ香る、初秋にいるんだよ。これから迎えるのはなが〜〜〜い「紅葉」の美しい季節なのさ!
まだまだ枯れてたまるかい!人生の冬なんか、うーんと先のことだもんね!「人生の秋」、バンザイ! 「実りの秋」に、カンパーイ! |
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