| 8月27日のWARUKO |
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| 「分身達の反乱」 |
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WARUKOが「分身の術」を使えるようになったのは、4月19日のことでした。(詳しくはその日の日記に書いてあるんだにゃん) |
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九州旅行まで行っちゃった、WARUKO1号。お行儀よくいつもお座りしています。
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| WARUKO2号は、物見高くて、何にでも興味津々。 |
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WARUKO3号は、かなりシニカルなヤツで、
何があってもケッってな感じ。 |
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そしてWARUKO4号。おふざけが大好きで、
いつもころころ転がってます。
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ホントは、とっても仲良しの分身四人組なんだけど、実はWARUKOmamaがお出掛けに連れて行くのがいつもWARUKO1号ばっかりなので、他の三人は少しごきげんナナメでした。
「私達だって、WARUKOmamaにくっついて、いろんなとこ、行きたいにゃん!」
「ずるいにゃん。WARUKO1号ばっかりお出掛けして!」
「WARUKOはWARUKO1号をえこひいきしてるんだにゃん!」
「よし。こうなったら、皆でWARUKOに直談判するにゃん!」
三人は決意しました。 |
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「どうして私達は、WARUKOmamaと一緒にお出掛けできないんだにゃん!?」
「そんなのえこひいきだにゃん!」
WARUKOはWARUKO2号達に詰め寄られ、困ってしまいました。 |
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「WARUKOは皆を平等に好きだよ。えこひいきなんかしてないよ。ただ、WARUKO1号は他の皆と違って、いつもお行儀よくお座りしてるから、WARUKOmamaのお供させるのにはいいと思ってただけなんだよ……」
WARUKOは一生懸命WARUKO2号達に説明しました。
でも皆、益々ごきげんナナメになってしまったのです。
「どうせ私達はお行儀悪いにゃん」
「もういいにゃん。私達が諦めればいいんだにゃん」 |
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「ああもう、どうしよう! 困ったにゃん!
お手上げだ!」
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困り果ててるWARUKOのところへ、WARUKO1号が一人でやって来ました。
「やっぱり私ばっかりじゃ、皆が可哀相。皆もお出掛けに連れて行ってあげて欲しいにゃん」 |
実はWARUKO1号は、WARUKO2号達が話しているのを、遠くから聞いてしまっていたのです。
「やっぱり諦めるしかないのかにゃん」
「お行儀悪いと、きっとWARUKOの恥になるんだにゃん」
「しょうがないにゃん……」
そんなWARUKO2号達の話を聞いて、WARUKO1号は胸が痛くなってしまったのです。
「にゃんとかWARUKOmamaに、他の皆も連れてってってお願いして欲しいにゃん!」
WARUKO1号は一生懸命WARUKOに訴えました。 |
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「よし。わかったよ、WARUKO1号!」
WARUKOはWARUKO1号の気持ちがとっても嬉しかったので、早速WARUKOmamaのところへ行き…… |
WARUKOmamaの足元でころーんとひっくり返ってお願いしました。
「ねぇ、今度お出掛けするときは、他の子達も連れてってあげてよ」
WARUKOmamaはWARUKOの話を聞いて、にっこり頷きました。
「いいよ。でもね、四人皆連れて行くのは大変だから、誰か一人でもいいかな?」
そして今回WARUKOmamaとWARUKOpapaのお出掛けに連れて行って貰えたのは…… |
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WARUKO2号でした。
そして連れて行って貰ったところは…… |
お相撲さんの町、両国です! 改札をでたらね、昔のお相撲さんのおっきな絵が飾ってあるんだにゃん!
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お相撲さんががっぷり四つになってる像まであるにゃん!
そしてWARUKOmama達が向かったのはあの両国国技館!
でもお相撲を観るんじゃないよ。 |
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ジャーン! やっぱりWARUKOmamaとWARUKOpapaは、プロレスなんだにゃん!
G1クライマックスって言う、新日本プロレスの夏の祭典にゃんだって! |
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それから、賞金一千万円が貰えるんだにゃん!
すごいよねぇ。出場するプロレスラー達は皆、この頂点を目指して頑張ってるんだにゃん。
そして優勝したのは…… |
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天山広吉選手! WARUKO2号は天山選手の優勝コメントを聞いて、涙うるうるになっちゃっいました。WARUKOmamaも勿論うるうる。WARUKOpapaもね、ここ何年も天山選手に優勝して欲しいと願い続けて来たから、とっても喜んでいました。 |
WARUKO2号はウチに帰ると、早速WARUKOのところに皆を集めて、プロレス観戦の報告会をしました。
「『最初、ダメかと思った。でも諦めないで、頑張って、そしてここまで来れました!応援してくれた皆のお蔭です! ありがとう!』 そう言って、天山選手はオトコ泣きしたんだよ! 諦めないで頑張るって、やっぱりすごいことだよねぇ。応援して貰えるって、すごいパワーを貰えるんだよね」 |
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WARUKO2号の言葉に、WARUKOもWARUKO1号達も、「うんうん」と頷きました。
そしてWARUKOは皆に言いました。 |
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「あのね、皆がWARUKOmamaとお出掛けするのを諦めようとしたとき、WARUKO1号が皆を連れてってあげてって言いに来てくれたんだよ。WARUKO1号は、皆の為に後押ししてくれたの」
それを聞いて、WARUKO2号達はとっても嬉しくなりました。 |
「ありがとう、WARUKO1号!」
口々にそう言うWARUKO2号達に、WARUKO1号は「そんな大したことじゃないにゃん」と照れ臭そうに言いました。
WARUKOはそんな分身達の様子を見て、とってもあったかな気持ちになりました。 |
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そしてWARUKOは、夜のお庭を見つめながら思いました。
「もういいよっ!」って投げやりになったり……
「どうせ私なんか……」ってひねくれたりしたとき、応援してくれたり、後押ししてくれる人がいるって、本当にステキなことだにゃん……
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そんなWARUKOを見て、WARUKOmamaも思いました。
皆、一人じゃ生きて行けないんだよね。
WARUKOmamaも、疲れ果てちゃって頑張れないとき、WARUKOに心癒して貰ってる。
もうダメだぁって、弱音しか出ないとき、家族や仲間が励ましてくれるから、踏ん張れる。 |
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皆応援したり応援されたりしながら頑張ってる。そりゃ頑張ってダメなときもあるよ。でも、頑張ってる最中に、応援してくれた人との絆は深まるよ。だから結果がダメでも、頑張ったことは絶対に無駄じゃないんだよね。
勿論、結果が出たときの喜びは最高だけどね。
だから天山選手、本当にG1優勝、おめでとうございます!
応援してるファンの為に、そして自分の為に、何年も頑張って頑張って、そして立った頂点。「ここが終わりじゃない。ここが始まりです!」と言ったあなたに感動です。
ありがとう! |
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