| 4月19日のWARUKO |
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| 「旅先マジック」 |
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今年はあったかくにゃるのが遅いにゃあ……
WARUKOが花冷えのある日、大好きな床暖房のぬくぬくを楽しんでいると、WARUKOの分身達、2号から4号が集まって何やら話を始めました。 |
「今日は静かだと思ったら、mamaがいないんだにゃん!」
「WARUKO1号もいない! きっと一緒にお出掛けにゃんだ!」
「皆で千里眼の術を使って、どこに行ってるのか、見てみるにゃん!」
WARUKO2号達は、仲間のWARUKO1号に意識を集中させました。すると見えて来たのは…… |
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函館山のてっぺんにいるWARUKO1号!
mamaはWARUKO1号を連れて、北海道は函館に行っていたんです! |
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「ねぇ、WARUKO! mama達、函館にいるよ!」
分身達に言われて、WARUKOはめんどくさそうに言いました。
「どうでもいいにゃん……」 |
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だってWARUKOは寒いのが大嫌い。WARUKOにとっては、函館よりも床暖房のぬくぬくの方が魅力的。
確かに函館は相当寒かったですぅ! WARUKOにあの寒さは耐えられません。
東京では花冷えの中、桜が咲いていると言うのに、一時間ちょっとの飛行機の旅は、季節をひとっ飛び。 |
函館湾を見下ろせる八幡坂の街路樹にも、まだ春の息吹はありません。
でもだからこそ! |
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お昼に食べた函館塩ラーメンのあつあつがおいチーい! |
外してにゃらぬは、やっぱり毛蟹にたらば蟹!
いやぁ、最高! |
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夜は地のものを食べさせてくれるお店で、辛口の函館ワイン!
で、これはほっくほくのジャガバター。何と、イカの塩辛をのせて頂くんです。この食べ方、函館ならではなのだと、十勝出身のお店の人が言ってました。うん! 酒飲みには、この食べ方、いいカモぉ! |
| そして二泊三日の函館旅行を終えたmamaとWARUKO1号が、また飛行機でビュンッと季節を飛び越えて、東京に帰って来ると…… |
花冷えだった東京に、ぽっかぽかの春が来ていました。テラコッタにゃんこのテラコ達が見守るmamaンちの花壇には、ムスカリが満開になっていました!
まだチューリップは咲いてないけど、いやあ、東京は春だなあ!
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「WARUKO、函館のお土産買って来たにゃん!」
WARUKO1号が、WARUKOにお土産を差し出しました。
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勿論、仲間の分身達にも。
でもね、今回の函館旅行で、mama一番のお気に入りのお土産は…… |
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ジャジャーン! WARUKOそっくりの、二頭身招きにゃんこ貯金箱!
ほらほら、鏡餅のようなWARUKOのぷっくりとそっくりでしょう!? お土産物屋さんで、見た瞬間に、買ってしまいましたぁ! |
「あのさぁ、WARUKO1号……折角お土産買って来てくれたのに悪いけど……」
WARUKOは突然、BLACK WARUKOに変貌して言いました。
「にゃんで、函館土産が、にゃんこ貯金箱なの? 旅先で、東京でも買えそうなにゃんこグッズを衝動買いするのは、mamaの悪いクセだにゃん!」 |
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「そういや、そうだにゃん」
「にゃんでmamaは、旅行に行くたんびに、ご当地モノでも何でもないにゃんこグッズを、必ず買って来るんだろう」
「無駄遣いだにゃん! にゃんこの貯金箱なんて、函館のお土産でも何でもにゃいにゃん!」
分身達もぞろぞろWARUKOのぷくぷくポンポンの上にのって来て言いました。 |
そりゃそうなんだけど!
でも、旅先で出逢うにゃんこ達には、不思議な魔力があるのよぉ! 「連れて帰って!」って、mamaに訴えて来るのよぉ! 今、連れて帰らなかったら、もう一生会えないかもしれない! なんて、mamaは強迫観念にとらわれてしまうのよぉ!
これぞまさに旅先マジック! mamaは決してこの旅先マジックから逃れられないのよぉ!
でもさ、よーく考えてみるとだよ。旅先での出逢いは素敵な奇跡じゃん? 連れて帰って来たにゃんこ達一人一人に、旅先の思い出があるじゃん? 人生一度しかないんだし、思い出作りをケチることは、人生をケチることだ! そうだ、そうだ。だからいいんだ、旅先マジック! そのために、普段、節約してるんだってことで! |
「はいはい、そうにゃんですか!」
WARUKOは無駄遣いの言い訳をまくしたてるmamaの相手をするのがめんどっちくなって、分身達と一緒に、こっくりこっくり、気持ちいい居眠りを始めました。
これからもmamaが旅行するたびに、旅先マジックのせいで、mamaンちの戸棚には、にゃんこグッズのガラクタが増えて行くんだろうにゃあ……。 |
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