| 4月16日のWARUKO |
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| 「春色一杯」 |
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きれい好きWARUKOが尻尾をぺろぺろしていると、「WARUKO!WARUKO!」と、声がしました。 |
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早速WARUKOが窓から外を見てみると、玄関先で…… |
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テラコッタにゃんこのテラコ1号が言いました。
「WARUKOmama日記を読んで下さってる方々に、春のお花達をお届けしたいにゃん!」 |
「そう言えばお庭にはお花が一杯だにゃん! じゃあ、テラコ一号、お花と一緒に、テラコきょうだい達も紹介すればいいにゃん!」と、WARUKOは春の太陽を浴びているテラコ一号に言いました。
にゃんと、WARUKOmamaんチには、テラコッタにゃんこが五匹もいるのです。 |
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「こちら、玄関先のパンジーと一緒にいるのは、双子のテラコッタにゃんこ、テラコ4号と五号でございますにゃん」
テラコ1号が紹介すると4号達はペコリと頭を下げました。 |
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「そしてこちらはテラコ3号。この子は仔猫にゃので、ワイルドストロベリーのちっちゃなお花と一緒が似合います。今年もイチゴちゃんに出逢えるのが楽しみ!」 |
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「そしてテラコ3号の頭の上には、ヤマブキやシロヤマブキもまさに今が盛りで、とっても綺麗に咲き乱れておりますにゃん」 |
WARUKOはテラコ1号の花案内を満足そうに眺めていましたが、ハタと気づきました。
「あれ? そう言えばテラコ2号は? いつもテラコ1号と一緒にいるテラコ2号はどうしたの?」
WARUKOが問いかけると、テラコ1号は口ごもりつつ、言いました。
「あ、あのね……実は……」 |
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「にゃにぃーーーーーーーーーーッ!」
WARUKOはテラコ1号の話を聞いてぶったまげました。
「大変だ! にゃんで先にそれを言わにゃいの!? おハナよりもおミミじゃん!」 |
「わかった! WARUKOpapaに任せなさい!」
と、WARUKOから、テラコ2号に起きた大変なことを聞かされたWARUKOpapaは、WARUKOの手をギュッと握りしめて言いました。
テラコ2号に起きた大変なこと……それはにゃんと、テラコ2号のお耳が…… |
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とととと、とれちゃってたんですぅ!
テラコきょうだい達はテラコ2号のとれちゃったお耳を、随分長いこと探し回ったけど、どこにも見つからなかったのだと言います。 |
「WARUKOpapa、ホントにテラコ2号のお耳は治せるの?」
心配そうに聞くWARUKOに、WARUKOpapaは言いました。 |
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「大丈夫。これを使って治してあげるからね」
WARUKOpapaが出して来たのは、雨風日光にさらされても大丈夫なパワフルパテ。外壁修理のときに大工さんが置いて行ったものでした。 |
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「色は違っちゃうけど、でもお耳がないよりいいもんね」と、WARUKOpapaはテラコ2号のお耳を治し始めました。 |
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そんなWARUKOpapaの手元を、心配そうに見守るWARUKO。
そして数十分後。 |
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ジャーン! テラコ2号には無事、立派なお耳がくっつけられたのです。
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「ホントに、よかったね、テラコ2号」
WARUKOはお耳のくっついたテラコ2号に優しく声をかけました。
「これで明日からまた、テラコ1号と一緒に春を楽しめるにゃん!」 |
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そしてテラコ2号は、テラコ1号と共に、パンジーにチューリップ、ムスカリが咲く、春色真っ盛りの花壇に戻ることができたのです。 |
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そんなテラコ達がいる春の花壇にWARUKOも大満足。
すると、「WARUKOpapaが手先の器用な人でよかったね!」と…… |
バランスボールでボヨンボヨンを始めたWARUKOmamaが言いました。
WARUKOmamaは夏に向けて、一応地道に、ボヨンボヨンを続けていたのです。(バランスボール話は、前回のお話にあるにゃん)
するとそれまでテラコ達にとっても優しい目を向けていたWARUKOの目が…… |
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突然、キランと光り、BLACK WARUKOに変貌、そしてポロッと言いました。
「WARUKOmamaの贅肉も、WARUKOpapaに彫刻刀で、ナイスバディに削って貰えたらいいのににゃん」
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……WARUKOのおっしゃる通りです。ホントにそうできたらどんなにいいか……なんて、WARUKOmama、真剣に思ったりして。
春色一杯の季節に、ボヨンボヨンしながら、こんなこと思えるのは平和で幸せな証拠です。
しかしながら……
同じ地球上に、平和な故国を飛び出して、破壊と不毛の地に身を投じている、丸腰の人達もいるんですよね。命懸けで平和のために努力したり、真実を伝えようと活動している彼らは、本当に地球愛溢れる地球人だと思います。決して犠牲になってはいけない人達だと思います。
どうかどうか、彼らが皆、無事に春色の故国に戻れますように。
そして、いつかきっと、絶対に、地球上全てが、平和の春色一杯に溢れる日が来ますように。 |
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