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久々の更新です。どれぐらいぶりだろう? 前回の更新から一年以上たってしまいましたか。この一年の間で変わったことと言えば、俺の名前が日本サッカー協会に登録されたこと。何故かと言うと、遂に、正式に指導者の免許を取ってしまったんです。二日間に渡って講習と実技指導を受け、テストも満点で合格してしまいました。目指すは、S級指導員! いやいや、そこまでは無理でしょう。
そして、もうひとつの何故。何故、久々に更新する気になったのか?
それは、嬉しいことと憤ることがあったからです。
嬉しいこととは――。
このサイトのオーナーを通じて、このページを楽しんでくれていた人がいることを知ったことです。
どうもありがとうございます。
俺は、本職の方でもそうなんだけど、「面白いよ」と言われると、調子に乗っちゃうのです。俄然元気が出てきちゃうのだ。だから、仕事に追われている日々の中(本当なら今も仕事をしていなければダメなんだけど)、新しいものを書いてみようと思ったのだ。
そして、憤ることとは――。
これが、今回書きたかったこと。俺は、怒ってます。激しく怒ってます。
テーマは、少年サッカーの指導者とは、どうあるべきか。
では、始まり始まり。
最近、ある子供の話を妻から聞いた。それは、我が子(小学4年生)と同じクラスの男の子のこと。妻が、その子のお母さんに、「サッカーに連れてきなよ」と立ち話のついでに我が少年団に誘ったら、「うちの子は、サッカーが嫌いだから」と答えたと言うのだ。聞くと、その子は、幼稚園の頃、地元では強いことで有名なあるチームに所属していたという。それで、俺は合点が来た。実は、我がチームに今年の4月から入ってきた一年生の中にも、そのチームの出身者がいるのだ。
彼の名前は、K也。K也が最初に体験入団してきた日、K也は、他の子を抜き去るドリブルを見せ、さすがは幼稚園の頃からやっていた子だなと、俺を感心させ、この学年を引っ張っていくのは彼かなと、思わせてくれた。その後、K也は正式に入団し、ちょっと気が弱く、すぐに泣いてしまう部分はあったものの、ゴールした後、ハイタッチを求めると嬉しそうに俺の所に駆けて来てくれていた。
だが、初めての対外試合。俺はK也のプレーを見て驚いてしまった。練習では、誰よりも上手いのに、試合になると、ピッチ上に立っているだけで、全然ボールに絡もうとしないのだ。何故だ? K也のお母さんから話を聞いたところ、幼稚園時代、指導者からこう言われていたと言う。
「君は、何にもしなくていいからね。ボールが来たら、△△ちゃんに渡しなさい」
俺は、呆れ返ると共に、憤りを覚えた。
つまり、そのチームは、上手い子だけにボールを持たせ、その子の力で勝つというサッカーをしていたチームだったのだ。ピッチが極端に狭い幼稚園年代は、上手い子がひとりいるだけで試合に充分勝ててしまうのだ。でも、しかし……。
そんなことで、サッカーを楽しいと思わせることが出来るんだろうか!? 子供達の将来を、その指導者は、一体どう考えているんだろう?
考えてみて欲しい。ボールを回してもらう子供は、今は楽しいだろう。みんながみんな、自分にパスしてくれるんだから。でも、上の年代に上がった時、必ずその子は壁にぶち当たる。ボールを貰いに行く動きを覚えることが出来なかったんだから。そして、ボールを上手い子に回す役目だった子供たち。サッカーを楽しいと思えるんだろうか? 一人でドリブルなんかしたら、ベンチから「△△ちゃんに渡しなさい!」て怒鳴られるんなら、いっそのことボールに絡まない方がいいと思うのは、当然のことなのかもしれない。
だが、それでも、K也はまだ、サッカーを続けていてくれる。これから徐々に、幼稚園時代のトラウマ(大袈裟かな?)を取り除いてあげればいい。
しかし、今回、妻から聞いた我が子と同級生の男の子は、サッカーを嫌い、辞めてしまったのだ。彼が、再びサッカーをやろう、どっかのチームに入ろうと思う日は来るんだろうか? 彼からサッカーというスポーツを奪ってしまった幼稚園チームの指導者の責任は重大だ。
少年サッカー、特に低学年に携わる指導者に俺は言いたい。この年代を教える指導者は、高校や社会人、プロ選手を教える指導者とは違うのだ、と。
高校生以上のチームを指導することになった時、その指導者の力は、勝つか負けるかで判断されてしかるべきだろう。だが、少年サッカーの指導者は、それ以上に大切なこと、いやもっとも重要なことがあるのだ。
このページを読んでくれていた人なら分かると思うけど、それは、サッカーを楽しく思わせ、続けさせること。
小学校のある強豪チーム。全国大会にも出場しているほど強いのだが、そこにいた子供達は、中学に入学するとサッカーを辞めてしまうという話を聞いたことがある。燃え尽き症候群と言えば聞こえはいいが、サッカーを楽しく思わせることが出来なかったせいだ。
全国大会で優勝させる指導者より、卒団生の全ての子供達にサッカーを続けたいと思わせる指導者の方がえらい、と俺は思う。
俺はたまに、子供達を集めて、こう話す。
「サッカーは、1人の王様と、10人の家来でやるスポーツである。さて、王様って誰だろう?」
「監督?」「フォワード」「司令塔」「俺」なんて、子供達からはいろんな答えが返ってくる。
王様とは、誰か? それは、決して、絶対に、監督=指導者ではない。指導者が、王様になってしまっては、いけないのだ。
王様とは、ボールを持っている選手のこと。つまり、試合中、王様はめまぐるしく代わり、その王様がやろうとしていることを考え、判断し、他の10人は動けばいいということ。その他の戦術なんて、小学生に押し付けることはない。
小学生では、ボールを保持している選手が、やりたいサッカーをやらせてあげればいいのだ。俺は、いつもそう思って、子供達と一緒にグランドを走っている。
サッカーは、本来楽しいスポーツなんだから。
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| ドラゴンライターズの練習や、少年サッカーの練習や試合、それからテレビで見たサッカー関連の番組&試合等で俺が感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。 |
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