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俺は、隔週木曜日のフットサルとは別に、毎週水曜日と土曜日、スポーツ少年団のコーチを勤めている(どちらかと言えば、こっちが本業。勿論、本業は脚本家だけど)。
今週の水曜日(11日)は、雪解けのグジャグジャのグランドで行なわれた。
技術的なことはあまり教えられない俺は、低学年担当。サッカーの面白さと楽しさを教えるのが、俺の仕事だ。
実は、これが、スポーツ少年団のコーチとしては、一番難しく、一番大切な仕事ではないかと自負している。上の学年に進んでも、果ては大人になっても、サッカーを続けたいと子供達に言わせること。それが、一番重要なのだ。
で、低学年の子供達に、サッカーを楽しいと思わせるコツは、とにかく声を掛け、褒めてあげること。それだけで、子供達のプレーは見違えるように変わってくる。勿論、子供達全員の名前は頭に入れている。
中には褒めづらいプレーをする子供もいるんだけど、それでも無理矢理褒めてあげる。ライター志望の若者達の本を読み、感想を求められた時の俺とは、えらい違いだ。
で、話は、水曜日の夜。俺が見ることになった2年生、1年生、幼稚園の子供達は、寒さのせいでいまいちパッとしない。いつもなら、ゲームとなると喜んで始めるのに、そうでもない。
そこで俺は、子供達と一緒に円陣を組み、「ファイトー、オー!」と声を出すことにした。それで少しでも元気を出してくれれば……。
が、その時、幼稚園の子供が、俺の頭を指差して言ったのだった。
「あ、ハゲてる〜」
この子は、いつも俺を見上げてばかりいたから、俺の頭がハゲていることを
知らなかったのだろう。だから、ことさら驚いたように、そう声をあげたのだ。
俺のハートに大きな衝撃が走った。ロナウドのシュートよりも強いボールが俺の心臓を打ち砕いた感じだった。
「ハゲ」という言葉には慣れている。でも、まさか、「ハゲてる〜」という言葉が、これほど応えるものだとは知らなかった。そして、その子は、俺の心の傷も知らず、俺の後を追い掛けて来て、更に追い打ちを掛けたのだ。
「ねえねえ、ハゲてるよ〜」
そんなこと知ってるちゅうに!
その夜の俺は、心の涙を押し隠し、「上手い!」「さすが!」と子供達に笑顔を振りまいていたのだった。 |
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| ドラゴンライターズの練習や、少年サッカーの練習や試合、それからテレビで見たサッカー関連の番組&試合等で俺が感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。 |
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