子供は正直であること。それは、大切なことだ。
だが、正直過ぎて困ってしまうこともある。
2年生以下の練習試合が、行なわれた。
わがチームのホームグランドに2チームを招き、行なわれたのだ。
わがチームの2年生以下は、市内の大会で優勝したチームだ。
練習試合だからと言って、恥ずかしい試合は出来ない。相手は、強いチームと対戦出来る、良い練習になると、わざわざ来てくれたのだ。

またまた監督としてベンチに座ることになった俺は、いつものように試合に来た選手は全員出して上げることにしつつも、主力となる2年生の選手はずっとピッチ上に残し、1年生と幼稚園児を代わる代わる試合に送り出すことにした。結果、試合は2試合とも圧勝。優勝チームの力を見せつけることが出来た。

しかし、試合中、なかなかゲームに集中していない子供がひとりいた。
しかも、1年生の模範となれと送り出した2年生の男の子だ。
よく見ると、ずっと股間をかいている。自分の足元にボールが来た時は、さすがにかかないのだが、それ以外はずっとかいている。ベンチに座っていた俺は、さすがに見かねて、その子の名を呼び、注意した。

「××(その子の名前)、チンコをかくな!」
「だって、かゆいんだよ〜」

その瞬間、ベンチもピッチ上の選手達も大爆笑。
試合の緊張感など吹き飛んでしまった。
俺は、「それでもかくな!」とも言えず、ただ黙って見ているしかなかった。
「はい!」と返事して、ボールを追い掛けてくれればそれで良かったのに。何もそこまではっきり言わなくても……。

その後俺は、小学生のくせにインキンになっちゃったのかなと心配し、なかなか試合に集中することが出来なかったのでした。

ドラゴンライターズの練習や、少年サッカーの練習や試合、それからテレビで見たサッカー関連の番組&試合等で俺が感じたこと、思ったことを書いていきたいと思います。

■2004年
10月17日:王様とは誰か?
■2003年
6月16日:楽しいサッカー
5月30日:無邪気
3月16日:試合中の風景
2月10日:監督の悩み
1月8日:ピッチ上の小さな天使たち その2
1月7日:サッカー少年の恋
12月31日:2002年から2003年へ
12月15日:試合
12月12日:ピッチ上の小さな天使達
12月9日:日本人10番対決