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夜中の午前3時に仕事場の電話が鳴り、またシントーの暇つぶし電話かと思ったら、ナンバー表示はなんと自宅。そんな時間に自宅から電話があるなんて、良からぬことに決まってる。ドキドキして携帯を手にしたら、案の定、子供が腹痛で苦しんでるという。
すぐにタクシーに乗って自宅へ行き、子供を病院へ連れて行った。
受付で手続きをし、今夜は小児科の先生がいるからすぐ連れて来てと言われて連れて行ったので、すぐ診察室に案内されるのかと思ったら、ロビーで待たされたまま、先生は全然来ない。子供は痛がる。そのうち、先生らしき女性が歩いて来て、深夜のロビーにいる父子連れに「何?」なんて聞く。「腹痛だって言ってるだろ!」とツッコミたくなったが、じっと我慢して「腹痛です」というと、「あらそう」という感じで「じゃ、そこで待ってて」と、受付で言われたのとは別の場所で待ってるように指示された。そしてそこでまた十分以上待たされる。この病院の連絡経路は一体どうなってんだ。行く前にした、あの電話はなんだったんだよ!? しまいにアタマに来て、「あのう!」と看護婦に言ったら、「そこに入ってて」とようやく診察室に通される。そしてそこでまた十分以上待たされる。一体、どうなってんだ、この病院は!
その日の昼間、病院で4時間放置されて腸捻転で亡くなってしまった子供のニュースが流れたばかりなので、あと一分たって医者が来なかったら、怒ってやろうと思ってたら、ようやく医者が来ました。
そしてやっと診察を受ける。子供は症状を言うが、医者はどうも分からない様子。そのうち、その医者は別の医者に「小児科の先生の方がいいんじゃないの?」なんて言う。おまえ、小児科じゃねぇのかよ!? 小児科の先生はいるかって、電話して来たんだろうがよ!?
そしてまた小児科の先生が来るまで待たされる。その間、子供はなんの治療も受けず、ただ待たされてるわけだから、痛がる。俺はだんだん腹が立つ。
そのうち、なんだか二十歳そこそこみたいな、大丈夫かよってな小児科先生が来て、さっきの医者と同じことを質問し、子供は同じことを答える。その辺で俺はかなり頭に来ていたが、医者に食ってかかって、手抜き診察をされても困るからじっと我慢。
そしてこの小児科先生も、子供の症状がよく分からないらしく、答えがなかなか出て来ない。そしてようやく私と子供に告げた病名が「おなかのかぜ」でした。
俺は声を失ったね。おなかのかぜかよ、オイ……。そんなのあるのかよ。
「腹水が溜まってるようでもないし、固まってもいないし、中はゴロゴロ動いてるようだから、心配ありません」
「心配ないのはいいけど、おなかのかぜって、何ですか?」
そんな病名あるのかよ!? 熱が出て内科に行って「風邪ですかね」と医者にいえば、「風邪なんて病気はない」って怒られるのに、「おなかのかぜ」とはなんだ。
「ですから、胃腸炎です」
ですからとはなんだ、ですからとは!
そういうときに、そういう接続詞は使わないだろうが!
とまあ、たいしたことないとは言われたが、明日は別の病院行って診てもらった方がいいなと思いつつ、整腸剤をもらって病院をでました。
外はもう明るくなってました。最近はもう、午前4時頃になるとかなり明るくなるんですね。
みなさん、「おなかのかぜ」には充分気をつけましょう。
でもどうして病院て、あんなにゆったりしてるんでしょう。深夜に子供を連れてったら、普通、相当痛いんだろうな、相当苦しいんだろうなと思うのが普通なのに。
病院てとこに「普通」ってのは通用しないんだね。
俺はガンになったら、民間療法にするよ。
病院には頭に来た。
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